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 Preah Pithu Group - Prasat Y  

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 手前が東。


 盛り土の上にある、最も小さな遺跡。平面図で見ると、不思議な形をしている。


ヴァーリン(Valin)とスグリーヴァ(Sugriva)の決闘
左下に弓を構えるラーマ(Rama) はっきり見えないが左の隅にラクシュマナ(Laksmana)  どちらがスグリーヴァか判らないが、物語の中でも、ラーマが似ていて判らないので、 スグリーヴァは花の咲いた蔦を首に巻いて目印として対決。ラーマは物陰からヴァーリンに矢を射て殺す。このことは後に自らに災いをもたらす。
 ヒンドゥの神話は、正義を行うものも、必ず過ちを犯しているところが面白い。


 三界を闊歩するヴィシュヌ神:Trivikrama
 この話もヴァリエーションが多い。特に三歩目をどこに降ろすか。
 インドの場合Baliの頭を踏みつけている。足を上げたまま。の二つが多いように思う。クメールの場合は女性(女神)の手(の上の何か)に足を下ろしている。というか受け止めているように見える、今のところカンボジアでは他のは見たことが無い。(大して見てないけど)

下段
 聖仙アガスティヤ (Agastya),から武器 を受け取るラーマだろうか?


 アスラとヴィシュヌの戦いの場面


 偽扉。随分ずれちゃっていますが、四角い出っ張りは5箇所と思われますので、他の多くの遺跡と同じかと思われます。


 ピラスター
  いたるところで見るデザインですが、これが実に多様で面白と、最近知りました。
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